SIMON ‘ALIEN NEURON’
2024.10.11 fri - 2024.10.27 sun
- 開館時間: 13:00 - 20:00 ※火曜休廊 ※10月11日(金)のみ17:00~
- Opening Reception: 2024.10.11 fri17:00-20:00
この度、神保町・New Galleryでは、福岡在住のアーティストSIMON(シモン)による個展「ALIEN NEURON」を10月11日(水)より開催いたします。
SIMONは1997年東京生まれ、大分県別府市育ち、福岡在住。14歳の頃より「エイリアンちゃん」というマルチバースの次世代漫画の制作を始めました。幼少期に自身の「女性的な」感性を周囲に揶揄されたことから、集団生活への苦手意識を抱くようになったSIMONは、その経験から、「描く」という行為は、生活の中で感じる孤立感を解消するための自己表現として意味を持つようになりました。
SIMONの作品で繰り返し登場する「エイリアンちゃん」というキャラクターは、エイリアン(宇宙人)をモチーフにしています。エイリアン(alien)という言葉には、宇宙人や外国人という意味の他に「別の〜/異なる〜」といった意味も含まれ、鮮やかな色彩によって輝くエイリアンは、性別や身体的特徴にとらわれず無限の可能性を秘めた存在です。
本展「ALIEN NEURON」においてもエイリアンちゃんは中心的な役割を果たし、平面のみならず立体的な展示構成となっております。新作の展示・販売はもちろん、本展のために作られた限定グッズも販売します。「可愛い」と「破壊」が入り乱れた、SIMONによる新たな展開を是非ご高覧ください。
‘ALIEN NEURON’ ステートメント
ある小さな宇宙船があった。
そこでは過去と現在と未来が混在し、誰もがなりたい何かのために生き続ける。
女らしさや男らしさ。
あらゆる性別の固定観念を破壊することを意識して生まれた子供達によって、
複雑なネットワークが形成される。
自由な発想と制限からの解放。
可愛いで脳を破壊する。
言葉の壁を越えて、すべての生物の細胞に伝達される。
主催: New Gallery
SIMON
1997年東京生まれ、大分県別府市育ち、福岡在住。
14歳の頃より活動を開始し、「エイリアンちゃん」というマルチバースの次世代漫画を制作。幼少期から親しんだキャラクターの造形を、1990年代のジャパニーズポップや現代のモードとリミックスすることで、未来的で幻想的な世界に転換させている。
鮮やかな色彩によって輝くエイリアンは、性別や身体的特徴に囚われず、社会の中で生きている人々の代弁者として、 それぞれのアイデンティティと自尊心を受容し、私たちが本来持っている無条件に愛を認め合う能力を讃える役割を担っている。
“SIMON solo exhibition” Whimsy Works Gallery, Taipei, 2024